脱新人システムエンジニア(インフラ系)におすすめ書籍 2018年3月版

最近 Linux 関連の書籍を買い直しています。

20年近く前から大切にしている書籍もあったりしますが、さすがに情報が古いという点は否めません。
また、今は非常に良い書籍が多くあり、Linux を触り始めた当時にこれらの書籍があったらどれだけ助かっただろうと思っています。

今は、Web上で検索すれば多くの情報が出てきます。速報性や新規性はWebの方が高いと思います。
ただ、書籍は、著者が貴重な時間をかけて書き上げ、多くのプロの方々による査収・検証された上で世の中に出てきているため体系的であり、その時点のスナップショットとして正しく纏めて理解するには、大変有用だと考えています。

今回は、初心者を脱したSEさんにおすすめの書籍を紹介しようと思います。

 

第1版を随分前に購入したのですが、当時の私の知識では理解することができませんでした。
Linux プログラミングとありますが、Linux 上のプログラミングを通して、全体の仕組みが理解できます。Linux のコマンド操作は卒業している方向けです。
ポインタと構造体が理解できないという典型的なパターンです。
おかげでプログラミングに関しては、苦手意識がついてしまいました。
ただ、最近C言語で書かれたソースを読まなければならないことがあり、重い腰を上げました。
この書籍のおかげで、ポインタと構造体の初歩的なことは理解できたと思っています。
Linux(Unix 系OS)を理解しようと思うと、C言語の知識があれば、非常に理解が深まります。
今回紹介している書籍もC言語の知識があると非常に楽しくなります。
教科書のような内容ですが、コンピュータというものがどういうものか理解ができます。
内容は重めなので、ゆっくり腰を据えて挑んでください。