[音楽] 桜の散る頃になると必ず聴きたくなるアルバム

今週のヘビーローテーションです。
BUCK-TICK のアルバムの中で、「狂った太陽」と並んで名盤だと思います。
darker than darkness 」というアルバムは、必ず年に何回か聞きたくなります。

BUCK-TICK は、私の大好きなバンドの1つなのですが、初めて聴いた時には、全く受け入れられませんでした。
ちなみに、BUCK-TICK は「just one more kiss」という曲で知りました。

当時の私の印象として、「ルックスがこれだけ尖ってるのに、音も声もペラペラの薄さなのが受け入れられない!」と思っていたことを良く覚えています。

その後、「悪の華」という曲の「PV」を見て、突然ハマりました。

相変わらず、ペラペラの音だったのに・・・。
ハマった理由が良く分かりません。
ボードレールの詩集と同タイトルだったというのに惹かれたということだけは記憶にあります。

さらに不思議なことに、必ず聞きたくなるのが決まってこの時期です。
桜も満開の時期を過ぎ、少し肌寒いと感じる月夜の夜に、葉桜となった桜の樹を見上げて聴きたくなるアルバムです。

中でもこの時期に特に聴きたくなるのが、10曲目の「die」です。

エレアコの音が何とも言えない浮遊感を感じさせ、その浮遊感を切り裂くかのように非常にノイジーな「今井寿」のギターが縦横無尽に鳴り響く感じが非常に心地よいのです。

私の中では、今年ついにニューアルバムを出した「デヴィッド・ボウイ」の名盤中の名盤「ジギー・スターダスト」に収録されている「Starman」のイメージと重なります。

万人受けはしないかもしれませんが、是非とも多くの人に聴いてもらいたい。