[テクノロジー] GNU30周年

 

少し過ぎてしまいましたが、2013年9月27日、「GNU」 が30周年を迎えたそうです。おめでとうございます。
非常に喜ばしいことです。

GNU」の「フリーソフトウェア」は、ある程度普及するとは思っていましたが、こんなに世の中に定着するとは予想していませんでした。
今では、ITに疎い一般の方でも、全く意識せずに使用しているという凄い状態です。

 

私が、「フリーソフトウェア」を意識して触りだしたのが、今から14年前の1999年のことです。

きっかけは、PC で X Window System が簡単にセットアップできた Linux ディストリビューションの1つ、「Turbolinux」 に触れたのがきっかけです。(厳密には、Linux は「GNU」プロジェクトの一部ではないのですが、コンパイラやその周辺のソフトウェアは「GNU」プロジェクトの成果物でできており、一番分かり易い例だと思われたため、ここに記載しています。)

GNU」や「フリーソフトウェア」に関しては、Web上に山ほど説明があるので、ここでは言及しませんが、ソフトウェアの「ソースコード」が全て公開されおり、しかも改変も配布も自由ということを知って、非常に驚いたことを覚えています。

私などは、知的好奇心を擽られ、「FreeBSD」 や 数多の Linux ディストリビューション をインストールしまくったのも良い思い出です。

この「GNU」の考えは、インターネットの広がりと非常にマッチして、共に爆発的な勢いで広がり、今のITの礎になったといっても過言ではないでしょう。
もし、「GNU」がなければ、今普段良く利用している Goolge、Yahoo、Amazon などの多くのWebサービス、Android、VMware などのソフトウェアは、恐らく 現れなかったことでしょう。(このことを想像するたけでも、驚きです。)
1番の驚きは、「GNU」のソフトウェアを利用することが、これまでの自分の飯の種の主たるものの1つになっているということです。

 

感謝と敬意を込めて、本稿を寄稿します。
これからも素晴らしいソフトウェアを生み出してくれることを切に願います。