[生活] 今の夏休み。昔の夏休み。

先週末実家に帰りました。
偶然、妹一家も帰ってきて、久しぶりに大人数になり、騒がしくも楽しい一時を過ごしました。

帰省するというのは、大事なことだと改めて思いました。

インフラSEという仕事がら、これまでお盆に休みが取れることが少なかったので、何年ぶりかのお盆休みでした。

私の実家は比較的近所なので、所謂「帰省」という感は全くないのですが、久しぶりに実家に帰るというのと、祖母が2度目の退院をしてきた直後ということもあり、お祝いも兼ねて、「お寿司」と「スイカ」を買って帰りました。

夕方実家に戻ると、妹一家が既に帰ってきており、甥っ子・姪っ子が「3DS」で遊んでいるところでした。
# 自分も子供の頃、ファミコンなどのゲームにハマっていたので、人の事は言えないのですが、
# 小学3年と3歳の兄弟で3DSで遊んでいるというのは、結構驚きでした。
「今時の子供はこんな感じなのかな~」と思っていたのですが、「スイカ」を甥っ子・姪っ子のところにもって行くと、「スイカだ!」っと言ってテンションが上がったのを見て、なんだか少し安心しました。

その後、少し早い時間だったのですが、早速土産に持って行ったお寿司をみんなで晩御飯として食べようと準備しているときに、突然、うちのおかんが「ここのお寿司を食べて見たかった!ほんまにうれしい!」と言っているのを聞いて、驚きました。

持って行ったお寿司は、私が嫁さんとたまに行く近所の回転寿司屋で注文した握り寿司のセットで、それほど高価なものではありません。つまり、余り特別なものではなく、日常的なものです。その寿司にこれだけ喜んで貰えるとは予想していませんでした。
また、祖母も「病院食はおいしくなかった。お寿司が食べたかった。」といって、非常に美味しそうに食べているのが印象的でした。そんな姿を見て、嬉しい反面、普段もう少し両親や祖母に気にかける必要があったなと反省しました。

また、食事中、甥っ子に「夏休みはどこかいったん?」「お祭りとかあるん?」と聴いて見たところ、「サファリパークに行った」ということ以外は、特に普通に生活していたとの返事でした。
自分が子供の頃には、子供会主催の盆踊り大会があって、その時に出店される出店で「たこせん」などを買い食いしたり、「輪投げ」や「射的」などをしたり、近所の花火大会の花火を見たりするのが、夏休みの楽しみの1つでした。

妹に聴いてみたところ、最近は、こういったイベントはほとんど行われないとのことでした。(イベントを行うとなると、いろいろと気にかけなければなくて、非常に大変だとのことでした。)
余りにも「寂しいな~」と思ったので、急遽嫁さんに「出るで」と声をかけて、近所のコンビニを何件かまわりました。
理由は、「花火」を買うためです。
何件かコンビニを回ったのですが、「花火」を置いておらず、嫁さんの一言で大手薬局チェーン店に寄ったところ、購入することができました。

その後、大急ぎで実家に戻り、甥っ子・姪っ子に「花火せーへん?」っと聞いたら「やりたい!」っと元気の良い返事が返ってきました。

手持ちの花火が何個か入っており、数十分の時間でしたが、甥っ子・姪っ子が大はしゃぎだったのが印象的でした。また、両親も「何十年ぶりかな~」といって、目を細めていたのを見て、買ってきて正解だったと思いました。

日本の夏、「お盆」と「帰省」というのは、意外と風情があって良いものだなと、改めて思う一時でした。