以前から気になっていたディストリビューションの１つ、「Linux Mint」をノートPCにインストールしてみました。
「Linux Mint」は、Ubuntu をベースにしたディストリビューションで、非常に洗練されたデスクトップ環境をもっています。「Windows Vista」と「Linux Mint」のデュアルブート環境になっているのですが、「Windows」環境よりも動作が遥かに軽く、快適です。
それまで使っていた 「Ubuntu 12.x」のデスクトップ環境がどうにも好きになれず、日本語環境がしっかりしていて、デスクトップとして洗練されているディストリビューションを検討していたところ、「Linux Mint」のデスクトップのスクリーンショットを見て、カッコいいと思ったのがきっかけです。
日本語環境もこちらの「日本語化」を参考にして、「Ubuntu」 の日本語パッケージを追加すれば、問題なく使えます。フォントも非常に綺麗で、細部にわたって調整されている感じがします。（これは、「Ubuntu」 の開発者達の成果があってのことだと思います。）
また、日本語のインプットメソッドも「Mozc」という「Goolge日本語入力」のオープンソース版がパッケージで提供されているため、簡単にインストールできます。
Mac や Windows を利用されている方なら、ほとんど違和感なく使用できると思います。
私が「Linux」を触りだした１９９９年頃のデスクトップ環境や日本語環境は、まだまだ整っていませんでした。
当時、日本語環境の優れていたディストリビューションは、「Turboliux」や「Vine Linux」が全盛でしたが、ここまでの完成度には至っていませんでした。
商用OS同等、もしくはそれ以上の環境が無料で使えるのですから、凄い時代です。
開発者やサポートされている方々に感謝です。
