[旅行] 宮島旅行(厳島神社) 観光編 その2

1泊2日の予定で宮島(厳島神社)へ行ってきました。
その2日目です。今回の旅行の目的であった、厳島神社昇殿がメインイベントです。

少し遅めの朝食を済ませ、温泉にも入り、旅館を後にしました。
今回宿泊した旅館「錦水館」は本当に良かったです。また利用したいと思います。

錦水館」を出て5分ほどあるくと鳥居が見えてきます。

左手には、厳島(宮島)の説明書きがあります。

鳥居をくぐると右手には、大鳥居が見えてきます。
昨日と異なり、潮が満ちている為、大鳥居の足元は見えません。
あちこちに鹿も歩いています。

また、厳島神社も見えてきます。

5分ほど歩くと、厳島神社の入り口に着きます。

チケットを購入して、いざ昇殿。

参拝入口が目の前に見えます。

参拝入口を入ってすぐ右手を見ると、拝殿が見えます。
まるで水上に浮いているように見えます。 余りの美しさに言葉を失います。

見とれていたのですが、まだ入ったばかりですので、回廊を進みます。

回廊を歩くと左手に見えた境内の一部です。

少し進むと右手にお祓いができるようになっています。
ここでお祓いをして、奥へ進みます。

 

朱色の 天井・屋根・柱がとても美しいです。

 

回廊の床板は、少しずつ隙間があいており、そこから海水が入ることで高潮時の水圧を逃がす役割を果たしているそうです。すごい。

 

回廊から見える拝殿は、本当に水の上に浮いているかのようです。

回廊の奥まで来ると、大鳥居が見えます。
こちらも非常に美しいです。

さらに進むと、五重塔も見えてきます。

完全に逆光になってしまい、iPhoneのカメラではきれいにうつせませんでしたが、高舞台です。

拝殿内では、厄払いを行っている最中でした。

さらに進むと、能舞台が見えてきます。
こちらも海に浮かんで見え、非常に美しいです。

さらに奥に進むと、反橋が見えてきます。
渡ることができないようになっていましたが、かなり急な角度でしたので、四つん這いにならないと昇り降りができないのではないかと思われます。

厳島神社を出たところです。奥には多宝塔が見えます。


厳島神社を出て左手に見える商店街です。

商店街とは反対に右手奥方向に進み、 平清盛館を見てきました。

入り口でパンフレットと宮島の地図を渡されました。
中は撮影禁止でしたので、写真はとれませんでしたが、かなり古くからあり、余り手の付けられていない宮島民俗資料館と昨年の大河ドラマ「平清盛」のおかげで新しく建てられたと思われる平清盛館が余りにも内容がちぐはぐな感じがして、少し残念でした。
せっかくなので、もう少しきれいに纏めて展示や紹介を行えば、もっとよいものになると思います。

平清盛館を出て厳島神社の出口方向に暫く歩くと、厳島弁財天があります。
その前で猿回しが行われていました。

生島弁財天を後にし、海岸線沿いに歩くと、清盛神社に着きます。
思っていたよりこじんまりした神社です。

清盛神社を背に左手側を見ると大鳥居が見えます。
昨日乗った屋形船の船頭さんが話してくれたのですが、大鳥居の上部は箱型の空洞になっていて、その中に1文字の経文が書かれたたくさんの石(経石)が詰められているそうです。

海岸線に並ぶ石灯籠です。この石灯籠は108つあるそうです。

海岸線沿いを厳島神社方面に歩くと、五重塔が見えてきます。

山と海、そして人工物である豊国神社、五重塔、厳島神社が見事に溶け込んでいて、言葉に出来ないほど美しいです。

次に商店街方面に歩き、さらに少々長めの階段を上ると、豊国神社と五重塔が見えてきます。
五重塔の屋根は全て同じ大きさだとのことですが、下から見上げると、なんとなく先の方に向かうほど、小さくなっているように見えます。

屋根の内側も美しいです。

豊国神社は、秀吉が慰霊の為に建立させたそうですが、秀吉が亡くなったことにより作業が中止になり、未完成のままの状態だそうです。

チケットを購入し昇殿します。

確かに中に中に入ってみると、壁板も天板もありません。

 

豊国神社から厳島神社を見ようとしましたが、木々で遮られ見えませんでした。

豊国神社を後にし、商店街へと戻りました。
昨日と違い、観光客がたくさんいます。

しばらく歩くと、宮島の大杓文字がありました。

また、自分達のお土産に箸を購入しました。

商店街の中でいろいろとつまみ食いをしながら商店街を散歩していると、そろそろいい時間になってきました。
錦水館」に荷物を置かせて貰っていたため、受け取りに戻ると、フェリー乗り場まで送ってくれるとのこと。お言葉に甘えて送って頂きました。なにからなにまで本当にありがたいです。

フェリーに10分位乗っていると、本州に到着しました。
宮島口駅に向かう途中、昨日昼食をとったあなごめしの店「うえの」を通ろうとしたら、非常に沢山の人がならんでいました。人気店なんですね。

その後、山陽本線で広島まで戻り、遅めの昼食をとって、新幹線で家路に着きました。

1泊2日と短い期間でしたが、濃厚な2日間でした。大変楽しい時間を過ごすことができました。
山と海と寝殿造の神社が見事に調和しており、本当に見とれてしまいました。
また、普段写真嫌いなのですが、必要以上に写真を撮りまくってしまいました。
生まれて初めてカメラ好きの気持ちが分かった気がします。1眼レフカメラが欲しくなりました。
最後に、昨日宮島口のあなごめしの店「うえの」にあった、フリーペーパのとあるページで締めくくろうと思います。

おしい・・かな?