[音楽] オーケストラ音楽の入門に最適なアルバム

正直ゲーム音楽の良さが理解できていませんでした。
新しいジャンルの発見です。
予想以上に気に入っています。

交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ・・・

子供の頃にファミコンでかなりやり込んだ「ドラゴンクエストIII」ですが、今となっては正直余り覚えていません。

また、ゲーム音楽のクラシック版なんて、「どこが良いのだろう?」「どう楽しむのだろう?」と思っていました。
しかし、認識は完全に間違っていました。

音楽でそのゲームの世界観を表現し、ゲームを楽しむ人達の感情を鷲掴みしているというのが、伝わってきます。
ただのBGMではありません。「すぎやまこういち」氏は、やはりすごい人です。

ちなみに購入したきっかけは、「10-FEET」のライブのオープニングSEでお馴染みの「そして伝説へ」が聴きたかったからです。

「ロトのテーマ」は、ドラクエシリーズを1度でもやったことがある人ならお馴染みの曲です。この曲を聴いただけで、「ドラクエ」とわかるところが凄い。
「王宮のロンド」は、正に王宮の舞踏会を想像させます。非常に優雅な曲です。
「ダンジョン~塔~幽霊船」は、ダンジョンや塔を彷徨っている時の不安さやドキドキ感を上手く表現している曲です。
「戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦」は、戦闘の緊張感が伝わってくる曲です。
「そして伝説へ」を聴くと、「10-FEET」のライブの昂揚感を思い出して、テンションがあがります。

通して聴いて見ると、さらにアルバムのバランスの良さに気付きます。
また、聞き違いができるほどわかるわけではありませんが、このアルバムに収録されているロンドンフィルハーモニー管弦楽団の演奏は圧巻です。

ドラゴンクエストを知らない方でも、満足して聴けるアルバムだと思います。
また、普段ロックやPOPSしか聴かない方のオエーケストラ音楽の入門として良いアルバムかもしれません。
このアルバムを聴いて、「交響組曲「ドラゴンクエストV」天空の花嫁」も聴いて見たくなりました。

おススメは、「1、5、6、10、11、13、14」です。