[映画] プラチナデータ見てきた!

「嵐」の「二宮和成」主演の映画「プラチナデータ」見てきました。
予想以上に面白かったです。

東野圭吾」さんの作品は、「容疑者Xの献身」などのいわゆる「ガリレオ」シリーズや「予知夢」を読んだことがあり、好きな作家さんの1人です。

恐らく3~4年ぶりくらいに映画を見ました。
今は春休みシーズンということもあり、おこちゃまがいっぱいの可能性もあると思い、敢えてレイトショーで見てきました。
予想通り、大人だけでした。あと、女性の方が多かった。
最近のいわゆる「シネコン」は、座席も広く、音響も良かった為、環境としては満足でした。

で、肝心の映画に関してですが、結構面白かったです。

ニノ」は、非常に良い雰囲気が出ていたと思います。ただ、「」や「豊川悦治」と並ぶと、背の高さが・・・・。
」もミステリアスで、敵か味方かつかみどころのない雰囲気が、非常に良かったです。
豊川悦治」は、単純にカッコ良かった。こういう役に向いていると思います。
生瀬勝久」は、圧倒的に芝居が上手い。もう、映画の中のキャラそのものにしか思えないくらいです。

今回特に気になったのが、「水原希子」です。
素数の書かれた透明なボードの前で物憂げに座っているシーンがあるのですが、言葉では形容しがたい表情と退廃的な雰囲気で、思わず鳥肌が立ちました。
あと、観葉植物に囲まれた球体上のPCデスクの前で画面を見ている姿も絵画をみているようでした。
この映画で、今非常に人気のあるモデルさんという理由が良く分かりました。

あと、映画の中で気になったのが、「」と「ニノ」が乗った単車「KTM 200 DUKE」。
これが、思った以上にカッコよかった。
真剣に買おうか悩んでます。

少し残念なところとしては、映画として纏まっていたと思いますが、映画という限られた時間では、勿体ないと思いました。できれば、映画と同じくらいの予算をかけて、ドラマのように何話かに分け、それぞれのエピソードに対してもっと時間を割ければ、もっと内容が深くなったのではないかと思います。
また、恐らくスポンサーの関係だと思いますが、「このシーンは長すぎやない?」っと思うところが、何か所かありました。そのシーンを入れるくらいなら、もう少し本編や人物の内容を掘り下げたシーンを入れてもよかったのではないかと思います。

いろいろと書きましたが、久しぶりに見た映画としては面白かったと思います。
映画「プラチナデータ」を見て、原作を読んでみたいと思いました。