[音楽] 思春期の私を悶々とさせたバンド

昨日投稿した大槻ケンヂ著「40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、’80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵」を読んだら、無性に「BARBEE BOYS」が聴きたくなりました。

「BARBEE BOYS」の曲で、咄嗟に頭に浮かんだのが、「C’m’on Let’s go!」だったので、今回は、「BARBEE BOYS」 の名盤、「BLACK LIST」を紹介したいと思います。

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「BARBEE BOYS」を初めて知ったのは、妹がラジカセ(死後)で聴いていたのを何気なく耳にして、
「なんか気持ちの悪い歌メロの曲だな~」っと思ってたら、いつのまにか私もハマってしまいました。(たぶんその時聴いていたのは、「女ぎつね on the run」だったと思う。)

最初は、「なんか変な曲」というイメージだけだったのですが、歌詞カードを読むと、なんとなく大人っぽい歌詞。もう少し品のない言い方だとエロい。当時中学生の私には、大人のエロさが満載という感じでした。しかも、KONTA の高くかすれた歌声にSAX、そして杏子の低く枯れた歌声との絡みがセクシーで、さらにエロティックに思えました。(あ、そうか。セクシーという表現が合うかな。)

今聴いても、イマサが作る曲はなんか気持ち悪いメロディだと思います。
また、曲のタイトルも独特。曲名を見てもどんな曲か想像がつかない。
でも、そこが良いんです。

ちなみに、かつて2度、「BARBEE BOYS」のライブ(というか、コンサート)に参戦したことがあります。

1回目は、高校生の時。
当時の友人が、お菓子の景品として当たった「BARBEE BOYS」のチケットを貰って、いっしょに見に行きました。レインボーホールだったと思います。
ステージからかなり遠い場所で、杏子や KONTA が豆粒にしか見えなかったのと、そばにいたスーツを着たサラリーマンのオッサンがノリノリで踊っていたのをよく覚えています。( 今思えば、恐らく今の私よりずっと若い人だったと思う。)

2度目は、復活した時。 2009/02/20 @Zepp Nagoya。
この時のライブは、オーバ30~アンダー50という客層で、ライブハウスなのにコートやマフラーをしたままの恰好でアリーナにいるという異様な光景。そのときの私の恰好は、「ELLEGARDEN」のTシャツに「SOIL&PIMP SESSIONS」のタオルというわけのわからに組み合わせだったのは良い思い出です。ライブ中、テンションが上がって大声で歌ってたら、前にいたオバはんが「うるさい!」って顔をして何度もこっちを見て来たけど、ライブで大声ださへんわけがないやろ!って思ったのも、もう1つの思い出です。

今の若い子達には、余り響かないかもしれませんが、今こんなバンドはいません。
セクシーさとカッコ良さが同居している珍しいバンドです。
食わず嫌いをせず、一度ご賞味あれ。

おススメは、「全曲」です。