[音楽] ポップアートのような音楽 #thestrokes

バンド名は散々目にしていましたが、これまで音源をまともに聴いたことがありませんでした。
The Strokes」の「Comedown Machine」を紹介します。

この「Comedown Machine」を聴いた当初、実は私には余り響きませんでした。
久しぶりの「ハズレ」を引いたという感じがしていました。

しかし、余りテンションが上がらない朝、通勤時に周囲の音を消すためのBGM的に聴いていると、「あれ、カッコいいんでない?!」と思い、それから何回も聴いているうちにハマりました。
聴きこめば聴きこむほど、カッコ良さが伝わってくるアルバムです。

1曲目「Tap Out」は、気だるいテクノポップな感じがカッコいい。若干「Ultravox」ぽいと思いました。
2曲目「All The Time」は、うって変わっていかにもイギリスのギターポップバンドという感じ。
3曲目「One Way Trigger」は、さらにテクノポップ調が強くなって、「A-ha」の「Take on me」を初めて聴いた時の感覚ににている。
4曲目「Welcome To Japan」は、Aメロのギターが印象的な曲。
5曲目の「80’s Comedown Machine」は、浮揚感のある不思議な曲。夢の中でメリーゴーランドに乗っているような感覚になる。
6曲目の「50/50」は、初期の「Arctic Monkeys」っぽい。「Arctic Monkeys」が影響を受けていたというのが良く分かる。

アメリカのバンドなのに、なぜかブリティッシュロックぽい感じがします。
絵で言うと、「Andy Warhol」の絵のようなイメージ。

おススメは、「全曲」です。
不思議と後からジワジワきます。