[音楽] 茹だるような暑さの中でこそ聞きたいアルバム

暑い。とにかく暑い。
こんな時、必ず聴きたくなるのがこのアルバム。
UAの「turbo」を紹介します。

これだけ暑いと、イヤフォンを耳に入れることすら暑く思えますが、「それでも」というより「それだからこそ」聴きたいというアルバムがあります。この「turbo」はその中の1枚です。
夏が来ると必ず聴いています。

「ダブ」を意識的に取り込んだこのアルバムは、全体的にアンニュイな仕上がりになっており、真夏の夕方、木陰で涼みながらぼーっとして、聴いていたいアルバムです。

UA」の擦れた声が非常にアルバムの雰囲気にあっています。
心地よい歌声です。

7曲目の「男と女」は、元「BLANKEY JET CITY」の「ベンジー」が作った曲で、アコギ一本で雰囲気をつくってしまっている圧巻の曲。メチャクチャカッコいい。
後の「AJICO」結成のきっかけになった曲。

9曲目の「りんご追分」は、あの「美空ひばり」のカバー。ボサノバチックなこのアレンジも非常にカッコ良い。良いモノは良いという典型な例。

13曲目の「スカートの砂」は、シングルにもなっていた曲。
夕方の砂浜を長めのスカートを穿いた裸足の女性が物憂げに歩いている映像が浮かびます。

おススメは、「全曲」です。
この夏、是非聞いて欲しい。